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何から見直す?支払いだけで給料がなくなるときの原因と対処法を紹介


支払いを行ったら、給料がほとんど残らないことで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

どのように支出を抑え、何を見直せばよいのかわからないというケースもあります。たとえば、支出を減らす場合は、ローンの返済額やクレジットカードの支払いなど、複数の項目を見直さなければなりません。

今回は、支払いだけで給料がほとんど残らない原因や対策方法などをみていきます。


支払いだけで給料がなくなる人の主な原因


ここでは、支払いだけで給料がなくなる人のよくある原因についてみていきましょう。


ローン返済の額が大きい


住宅ローンや車のローン返済は、支払額が多くなる原因の一つです。毎月の返済額を多く支払った場合は、返済期間を短縮できます。しかし、支払額が多いほど給料が手元からなくなるため、生活面での余裕がなくなるといえるでしょう。

仮に、ローンの支払いが厳しいと感じている場合は、契約金額を見直し、余裕を持って支払える金額に変更しましょう。

リボ払いや分割払いの慢性化

支払方法でよくあるリボ払いや分割払いは、うまく活用できれば月々の支払額を抑えられます。しかし、大手クレジットカード会社の金利は、リボ払いで15%、分割払いで12~15%です。

借入金額が増加するほど支払う利息が多く発生するため、慢性化している場合は現在の使用額を確かめ、支払額を調整するといった工夫も必要になります。


支払いで給料がなくなるときは固定費と変動費を見直そう



支払いで給料がなくなるときは、次のような項目を参考に固定費と変動費を節約しましょう。


固定費の節約方法

節約したい費用

節約方法

保険料

保険の見直しを行う

住居費

家賃の見直しを行う

光熱費

料金プランを見直す

通信費

料金プランを見直す

変動費の節約方法

節約したい費用

節約方法

交通費

交通費の見直しを行う

食費

まとめ買いなどで食費を減らす

雑費

フリマ、プチプラ、アウトレット、サブスクなどの利用

娯楽費

サブスクなどの利用

固定費の見直しでやっておきたいこと


ここでは、固定費の見直しでやっておきたいことを詳しくみていきましょう。


保険の見直し


生命保険や医療保険、車などの損害保険を定期的に見直すことで、保険料を下げられ、必要な保障を手厚くできる場合があります。そのため、見直す場合は専門家に相談しながら、保険の内容を吟味することが大切です。

保険の比較や検討を行う際には、支払い開始期間や内容などを総合的に判断しましょう。


賃貸なら家賃の見直し


家賃は、手取り収入の3割程度が目安です。たとえば、手取り収入が30万円であれば9万円程度が相場となります。家賃は固定費の中でも大きな金額を占めるため、支払いが厳しい場合は、見直しを検討しましょう。

見直す場合は、契約期間を確認することが重要です。もし、仮に契約期間内に別の物件へ引っ越しを行った場合、違約金が発生するリスクがある点も知っておくことが大切です。

ガス・電気の料金プランの見直し

現在は、電気やガスの小売りが自由化されているため、幅広い選択肢から選んで契約できます。また、価格競争の影響でこれまでのプランより低価格なプランが登場しています。

インターネット回線やスマホのセット割で基本料金が節約できるプランも登場していることから、状況に合わせてチェックしてみましょう。

ガスの料金に関しても、電気とガスをまとめて同じ会社で契約するセット割で安くなるプランや会社もあります。そのため、定期的に見直しを行うことが大切です。


通信費やスマホ料金プランの見直し


スマホの料金は、大手携帯会社であればセットプランの利用で節約が可能です。また、大手系列の格安SIMであれば、電波の安定性が高く、ギガ数もライフスタイルに合わせて選択しやすい環境となっています。

そのため、大手会社と契約し月々1万円程度のスマホ料金を支払っているといった場合には、格安SIMに乗り換えると、月々の負担を数千円減らせるでしょう。


変動費の削減はできることから


変動費に関しては、次のような対策で削減しましょう。


交通費の見直し


車や交通機関を使用している場合、移動手段を自転車や徒歩にすれば、支出を抑えられるでしょう。ただし、住んでいる場所と通勤場所まで数キロ以上離れている場合は、時間がかかり過ぎるケースもあるため、よく検討することが大切です。

また、交通機関の利用では、お得に利用できる定期券やパック料金、電子マネーを利用することで節約につながります。


食費を減らす


食費を節約する際には、次のようなポイントを意識しましょう。


  • まとめ買いで買い物の回数を減らす


    スーパーや店舗に買い物に行く回数が多くなればなるほど、心理的に余計なものを購入しやすくなります。そのため、まとめ買いを行い、買い物に出かける回数を減らしましょう。

  • 購入場所を選ぶ


    商品価格が他の店舗よりも安い場合でも、遠くの店舗に買い物に行く場合は多くの交通費がかかります。そのため、家や職場から近い店舗の品揃えと比較することが大切です。


    たとえば、店舗ごとに使い分けを行う、ネットショッピングのほうが安価であれば併用すると節約がしやすくなります。また、コンビニでの買い物は、スーパーよりも割高である点も知っておきましょう。

  • 空腹のときに買い物に行かない


    空腹での買い物は食欲が増した状態となり、無駄なものを購入してしまいやすくなります。無駄な出費を避けるためにも、食後に買い物へ行くことを意識しましょう。

  • 外食を減らす


    自炊の回数を多くし、外食を減らすことで節約につながります。また、自炊の費用が気になる場合は、節約レシピを紹介しているサイトや動画を参考にするとよいでしょう。


衣類や化粧品・日用品など雑費の見直し


衣服は、フリマアプリを利用すると節約できる場合があります。また、購入ではなく、借りることができるサブスクの利用で出費を抑えることも可能です。

化粧品に関してもブランド品ではなく、プチプラを利用すれば出費を抑えられます。化粧品・日用品は、アウトレットでも購入できる場合があるため、利用しやすいアプリやサイトを探しておく方法も効果的な節約につながります。

娯楽費の見直し

映画はレンタルで済ませるかサブスクを利用する、本や漫画などはサブスクに切り替えると支出を減らせます。支出の金額にもよるものの、映画や本に多くの金額がかかっている場合、一度費用を計算してみることも大切です。


支払いよりも収入を増やすことを検討する


固定費と変動費を見直しても支出が多い場合は、収入を増やすことも大切です。次のような方法で収入を増加できれば、家計に余裕が出てくるでしょう。


副業をする


会社勤めの場合は、副業がOKかどうかを確認する必要があります。禁止している企業も多く、仮に発覚した場合、何らかの罰則が問われる可能性があるためです。

また、ネットを利用した副業に関しては、「絶対に稼げる」という誘いに乗った場合、詐欺被害に遭うリスクが高まります。トラブルに巻き込まれないためにも、業務を行う会社が問題のない会社であるかどうか確認を行いましょう。

現在働いている場合は、隙間時間で稼げるものを選択することが大切です。たとえば、休日や仕事終わりの時間を活用できれば、毎月の収入を増加しやすくなります。

また、副業を検討する場合は、クラウドソーシングも利用可能です。簡単なものから専門的なスキルが必要とされるものまで幅広く取り扱っているため、自分の強みを生かせる仕事を選択しましょう。


フリマやオークション、リサイクルショップで収入を得る


不用品を売却し、収入を得るのも一つの方法です。フリマサイトはユーザー数が多いため、値段設定をうまくできれば出品したものが売れやすいといえます。仮に、希少価値が高ければ、インターネットオークションでも高値で売れるケースも少なくありません。

リサイクルショップは、フリマサイトやインターネットオークションとは異なり、売った段階でお金を得ることが可能です。自分で持ち運べないといった場合は、出張買取サービスを行っている店舗を利用すれば売却できるでしょう。


一時的な支払問題なら借入も視野に入れる


フリマやリサイクルショップなどで不用品を現金化してもお金が不足する場合は、カードローンでお金を借入する方法もあります。ただし、給料が足りないといった場合、基本は日常生活の見直しからスタートしましょう。

借入はやり繰りができず、一時的に切羽詰まった状況にあるときに活用できる方法だといえます。


まとめ

支払いで給料がなくなる前にできることとしては、固定費と変動費の見直しが大切です。見直しでも足りない部分に関しては、副業や不用品の売却で収入を増やすことも検討しましょう。


副業は会社が許可しているか確認のうえ、本業に支障を来すことがないように、隙間時間にできる無理のない範囲で行いましょう。一時的なお金が足りない場合には、借入も有効な手段ではあるものの、まずは生活の見直しを行い支出を抑えましょう。


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